出生動向調査

出生動向基本調査の公表です

第16回 出生動向基本調査が公表されています

国立社会保障・人口問題研修所がほぼ5年に1度実施している出生動向基本調査。

第16回目の調査結果が公表されています。

 
第16回 出生動向基本調査
 

 
未婚者の生涯の結婚意思
 

「いずれ結婚するつもり」が、男性は約4%減。女性は5%減となっています。

更に「一生結婚するつもりはない」が、男性 約5%、女性 約7%増と結婚を望んでない未婚者が増加する結果となっています。

 
未婚者の結婚に対する考え方

 
「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくてもかまわない」



「ある程度の年齢までには結婚するつもり」

がほぼ半々となっています。2010年頃には「ある程度の年齢までには~」が6割に迫っていましたが、現在は2000年頃の割合と似ており、時代のときどきで変化していることが見てとれます。

 
独身でいる理由

 
「独身でいる理由」は、24歳までは「結婚にはまだ若すぎるから」「今は、仕事(または学業)にうちこみたいから」が多いですが、25~34歳になるとそれらがガクッと減り、「適当な相手にめぐり会わないから」が大きく伸びてくるのは、これまでの調査結果でも同様となっています。

やはりいずれ結婚を、と思っている方は、難しい面もあるかもしれませんが、早め早めに婚活をスタートされるのが良いのではと思います。

その際には、公的書類の取得や、サポートをする仲人・カウンセラーのいる【結婚相談所】での活動をご検討いただければと思います!

 
最後は平均希望子ども数です。

 
未婚者の平均希望子ども数

 
今回は大幅に望む子どもの数が減り、遂に女性が「2人」以下となりニュースでも取り上げられました。

結婚、そして子どもも、なぜこのような調査結果となっているのか、様々な分析の記事もよく見られるようになりましたら、結婚・子どもを【諦める】という方が減少していくよう、有効な取り組みが待たれるところでもあります。

JLCA2022年11月5日記事引用